Webサイトにデザインは必要か?

まめなり代表の上澤です。
ウェブサイトに関わり出したのは、建築設計事務所からグラフィックの制作会社に転職してしばらくしてからです。
いつのまにかWebデザイン歴も20年に近づいてきました。
ずっと、意匠デザインを主とした業務としてインターネットというフィールドに関わってきました。

しかし、地域に関わりだし企業だけでないさまざまな業態の団体の方と話すようになり、意匠デザインという業務に少し疑問を感じてきています。

もくじ

デザインってなんだろう?

いままでまめなりは見た目を整え、使いやすさやそれに伴うユーザー体験などをデザインする意匠デザインをメインに活動してきました。
より人に伝えるための技術を意匠という観点から突き詰めてきたのです。

デザインという行為を広くとらえると、問題を解決するための方法を設計すること、クライアントの問題をいかに把握し解決していくのか?その方法を提案していくことがデザインです。
意匠デザインはその回答方法の一つでしかありません。

地域にデザイナーとしてかかわること

溢れる想いを胸に抱き力強い足取りで活動する人たち。
そんな人たちが地域にはたくさんいました。
しかし、その想いをうまく発信するすべを持たず、口コミで少しずつ活動を広げていくしかない。

そんな人たちの溢れる想いをどうすればたくさんの人たちに伝えることが出来るのだろう?
いままで自分のしてきた意匠デザインでも、もちろんその問題を解決することはできる。しかし、その想いをデザインとしてくみ取り、サイトやチラシ作りや、その他の方法を駆使して人々に伝える。そうしたデザインを行うため、私たちプロは長い時間をかけて培ってきた技術や知識を存分に発揮し作業に取り組みます。
それにはその作業に見合った時間や費用がかかってきます。プロとしてそこをディスカウントしていくことは自分達だけでなく、業界全体の首を絞める行為になりますし自分たちは超人でも何でもないので物理的に難しいです。

オリジナルのデザインでなくてもいい

想いを伝える道具としてWebサイトをとらえた場合、サイト自体はオーダーメイドのオリジナルサイトである必要はないのです。
オリジナルであることにお金をかけるより、Webサイトを構築し、適切に情報発信を行うのを少しでも早く始めた方がいいですし、せっかくならSNSなども一緒に初めて、情報の発信力や、ネットでのサイトやコンテンツ、個人の信用度を上げる方が得策です。

発信する情報があるなら、見た目はある程度でもいいのです。
Webサイトはきれいなレイアウトや、整ったビジュアルがある方が効果的です。しかし、いくらきれいに作られていても内容が薄かったり、更新がされないのであれば、それはWebサイトとしての魅力が下がってしまいます。

情報という血の通ったWebサイト。

それが、まめなりの目指したいWebデザインです。

『TSUKUTTE(つくって)』まめなりからの提案

そんな、情報を発信することを主に考えたサービスを作りました。

TSUKUTTE(つくって)』です。

WordPressの有料・無料のテーマを活用し、スピーディーにサイト構築を行います。
しかし、ただワードプレスをつかってサイトを構築するわけではありません。個人として18年近く、会社としても10年を超えてWebにかかわってきたまめなりだからこそできる、サイトの構造設計をサービスの柱にしています。

皆さんの想いを聞き、それをWebサイトの設計として落とし込み、それに適したテーマを選別、そしてそれをWordPressに実装します。
皆さんはそこに思いのたけを打ち込み、サイトに血を通わせるだけです。

よくある固定のテーマを実装するサービスではなく、プロがサイトを設計し、プロの目で選別したテーマを、プロが実装します。

ぜひ、あなたの想いを形にするお手伝いをさせていただけませんか?

『TSUKUTTE(つくって)』 のサービス概要はこちらから

上澤進介
1999年多摩美術大学美術学部建築学科を卒業後、設計事務所、デザイン事務所をへて、2005年4月フリーランス(屋号「くりぬき」)として独立。2008年6月3日、株式会社まめなり設立。現在に至る。 二児の父。地域活動に関心をもちコミュニティ活動に関わる方々と学びを深めている。