40歳を過ぎたおじさんでも出来るヘアドネーション

ここ数年、髪の毛を伸ばしていました。
曾祖父の代から頭髪の薄い家系であり、顔も代々似ていることから薄くなることは物心ついたころから覚悟していました。
しかし、自分の予想よりは現在もまだ何とか維持している状態。昔に比べて頭髪への栄養が行き届いたからなのか…

そんなこんなで、せっかくなら頑張ってくれている髪の毛で少し世の役に立つことをしてみたいと思い、妻が以前おこなった「ヘアドネーション」というものをやってみました。

今回はJapan Hair Donation & Charity(JHD&C)さんに送らせてもらいました。

ヘアドネーション出来る髪の毛の条件は以下の3つ

  1. 31cm以上の長さがあること
  2. カラー、パーマ、ブリーチヘアでもOK
  3. 完全に乾いていること

年齢や性別は問われず、白髪などがあってもOKです。
男性で31cm以上の長さにするのはなかなかハードルが高いかもしれません。ほかの団体では15cmから受け付けているところもあるようです。
ヘアドネーションをする際は、送る団体の条件などをよく確認して送ってください。
せっかく伸ばした髪の毛が無駄になってしまってはもったいないですからね。

こんな感じで予定よりかなり長くなっていました。
子どもの保育園のクラスのお父さんに切ってもらいました。三鷹のRootsHairという美容室です。男性でも入りやすい落ち着いた雰囲気の美容室です。とても丁寧なカットをしてくれます。
切った現在も一つ結びできるくらい長かったりもします。

最近撮影してもらったプロフィール写真は髪の毛を切った後です。

ヘアドネーションをするとシールがもらえました。
かわいい。
※現在はシールではなくデジタル受領証にかわっています。

大学くらいからずっとパーマをしたり、社会人になってもデザイナーという職業柄髪型も自由にしていました。今回もかなり長い髪の毛でしたが問題なく過ごせていました。
髪が長いことで保育園などで「なんで男なのに髪の毛長いの?」とか子どもたちに言われたりしましたが、男だって長くてもいいんだよとか、寄付するんだよとか話せたのもよかったです。

JHD&Cのウィッグは18歳以下の子ども向けの医療用ウィッグです。
病気などでウィッグを必要とする子どもたちのために寄付された髪の毛は形を変え無償で提供されます。髪の毛を送ることだけでなく、チャリティプロダクトを購入したり、チャリティファンディングなどで支援することもできます。(詳しくはこちら
様々な状況の子どもたちに、それに合った支援が届くようにと願っています。

上澤進介
1999年多摩美術大学美術学部建築学科を卒業後、設計事務所、デザイン事務所をへて、2005年4月フリーランス(屋号「くりぬき」)として独立。2008年6月3日、株式会社まめなり設立。現在に至る。 二児の父。地域活動に関心をもちコミュニティ活動に関わる方々と学びを深めている。