DJIのドローン体験会に参加してきました。

DJIの正規販売店のCFD販売の主催する無料講習&フライト体験会「DJI NEW PILOT EXPERIENCE」に行ってきました。

「Mavic Air」「Mavic Pro」「Tello」を実際に触ることができるということで、楽しみに会場へ向かいました。
行く途中にスマホの充電があまりないことに気が付き、コンビニにケーブルを買いに入ったり、JR新宿駅から都営新宿線への乗り換えに遠回りしたりと、30分ほど遅刻。

 

まずは座学から。

会場に行くとDJIの社員さんによるドローンの基礎知識の講習が行われていました。

保険の話や航空法の話、許可申請のお話などなど。
許可申請自体は国土交通省に出すのだけれど、4月2日からはネットで申請が出せるようになったみたいです。

ドローン情報基盤システム」(DIPS)

申請は最低でも10日前に出さなければならないようですが、初めての場合はひと月前には申請を出したほうがいいとのこと。
不備があったらそこでNGというわけではなく、その部分を訂正したり追記したりして、書類を整えればOKということらしい。

今のところ禁止区域で飛ばす予定はないけど、きちんとこの辺は把握しておいたほうがよさそうだ。

前半何の話だったのだろうか?ちょっと気になったが遅刻したのでしょうがない。

 

いよいよ体験スタート

座学が終わって、いよいよ体育館での実機体験会に。
デモ飛行で「Phantom4」をDJIの方が飛ばす。
普通の広さの体育館の密閉空間だとそれなりに音が激しい!

Phantom4なかなかのサイズ感。

こちらがPhantom4。それなりに大きい。
さすがに最上位機種なので安定してそうだし、カメラもよさそう。
しかし、予算的にも用途的にも今回のお目当てではない。

今回の目的は半お仕事、半プライベートでの撮影を考えている山間部での撮影をするにあたって、Movic ProとMovic Airのどちらがいいのだろうか?
その確認にあります。上の動画は別の方が操縦するMovic Airです。

安定している。

屋内の無風状態とはいえ、動きはスムーズだ。

実際に体験させてもらったのはMovic Pro。
こちらはAirに比べて一回り大きく、Proというだけあって、Airの上位機種にあたる。
画面を見ながらインストラクターの方にドローンをあえて揺らしてもらったのだけど、画面上はほとんど揺れない。
ジンバルの機能のたまもの。
おそらく多少の風であれば映像に揺れは入らず、きれいな動画が撮れることだろう。

操作も目視下であれば、結構簡単だ。
ラジコンなどを操作したことがあれば、感覚的に動かすことができそう。

コントローラーの下にスマホを設置して、カメラと連動させて動かすこともできるのだけど、こちらは慣れが必要そうだ。
ゲームのフライトシミュレーターと同じような感じだと思うけど、実際動かしてみるとドローンとその周りを認識するのは難しい。
こればっかりは何回か飛ばしてみないと難しそうだ。

しかし、スマホの画面をなぞることでドローンをその軌跡にそって飛ばすことができたり、対象を認識させて、自動で追尾したりする機能があるので、実際にドローンを操作して撮影しなくても、それなりの映像が撮れてしまいそうだ。

こちらはMavic Pro

山や自然環境での撮影がメインになりそうなので、質問してみました。

Q. 障害物のサイズはどのくらいまで認識?

A. 機種のセンサーにもよるとのこと。
基本は面として認識しているので、金網とかは微妙だそうです。
反応するときもあれば、しない時もあるという感じ。
また、木の枝に葉がついていれば認識するけど、枯れ枝で細かったりすると認識しない。
電線などは認識しにくいので注意が必要とのこと。

それと、プロペラの羽は結構薄いので消耗品だそう。
着陸時にちょっと太めの葉っぱとか巻き込むと、ひびが入ったり割れたりしてしまうとのこと。
それもあって上の写真のシートがあるとその辺を防げるのだろう。

初めて知ったのだが、ドローンの前後にはランプが点滅している。
前が赤色、後ろが青(緑)だ。
自動車などの感覚だと、後ろが赤のイメージだが、飛行機なども前が赤で後ろが青とのこと。知らなかった。
 

さて、どちらを買うべきか?

行く前は、買うか買わないか50/50な気分であったものの、体験会後はすっかり購入モード。撮影を考えたらMavic Proかなぁと思ってみたり、持ち運びや手軽さを考えたらAirかなぁ。

Proに傾きつつ、レビューをいくつか読んでみるとAir贔屓のレビューが多い!
そんなこんなでAirを買いそうな今日この頃です。

 

 

 

上澤進介
1999年多摩美術大学美術学部建築学科を卒業後、設計事務所、デザイン事務所をへて、2005年4月フリーランス(屋号「くりぬき」)として独立。2008年6月3日、株式会社まめなり設立。現在に至る。 二児の父。地域活動に関心をもちコミュニティ活動に関わる方々と学びを深めている。